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人間観

人は基本的に嘘をつく
そしてフラグを壊すことだけで生きていける
そして自分も壊されながら生きていく
俺にはもう知ったことじゃない
考えたくもない
俺は何度一人で空を見てきたと思う
あのときの青空もあのときの夕空もあのときの夜空も
俺はもう夜空を見たくないかもしれない
実はそれも嘘かもしれないが
俺の親父は今車で寝泊まりしている
まぁこれも理由はしっかりあるが
結婚なんてのは偶像にすぎないのかもしれない
本当はそんなことしないほうがいいのかもしれない
人は嘘をついて人の心を手に入れる
そうやって人は偶像がまるで真実のような
そんな気持ちをそのままに受け入れる
そしてある意味人間であるがゆえの妥協もあって
それが融合した結果偶像を信じる
そしてその偶像が虚構だと嘘だと知ったとき
人間は初めて現実という次の幻想を見る
そうやって生きていくのだろう
過去が今であったように
これからもそうだろう