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思いやりはないと思うからこそ、そこにあるはずなのに

日本人は他人のことを考えているふりをして

自分のことだけを考えている奴が多い

全員ではない、ただ多い

他人のことを擁護しようと思うとすぐに

どちらが悪いかと決めつける

背景もろくに知らないままに

本人が望んでいないことであっても

奴らは本人が発言した内容を擁護しようというふりをして

自分のやりたい放題に話をすりかえる

ただエサにしたいだけの奴らだ

もはやその炎上は擁護されるはずの発言した側でさえ

抑えることはできない

結局擁護されずに被害を被った人もいるだろう

本人が言ってもないことがなぜか事実のように広がっていく

結局は人間には他人を純粋に守ることなんてできやしない

だから利害を考えて行動するんだろう

それをせめてわかるからこそふとした思いやりってやつを

人は心にとどめようとするはずだ

実際はその思いやりってやつを知らない奴ばかりだ

そんなものが存在しないという論は認めても

思いやるふりだけをしている奴を認めることはないだろう

思いやりというのはその存在が実はないということを知っているからこそ

そこで初めてその思いやりというものの形が見えてくるからだ

詩・随筆