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クリスマスの夜

今日はクリスマスの日
リア充どもが戯れているだろう日だ
いつも部屋にいる俺にとっては何の意味もない
強いて言えば少しむかつくくらいだ
俺には好きな人がいる
面と向かって話すことなんてほとんどなかったけど
その姿も声も今でもはっきりと思いだせる
俺は夢ではその人と一緒にいることがけっこうある
それはそれで少し悲しいものでもあった
俺は今その人のことで頭がいっぱいになっている
でもきっとあの人は奴と一緒に居るんだろう
幸せに今と言う時を過ごしているんだろう
俺はこの狭い部屋で今と言う時を
あの人のことを考えて過ごしている
欲求不満だからなおさら深入りしている
俺の手はいつの間にか自分の性器に向かっていた
俺はあの人のことを考えている
一人で寝ているこのベッドで
もうすぐ射精するだろう
もうすぐ射精するだろう
(クリスマスの鐘の音が鳴る)
あぁ…
俺はいったい何(ナニ)をしていたんだろう