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「ニート」という職業

 就労しているか否かという点で、ニートと会社員を区別する人は多い。しかし、職種は全く異なるが、どちらも就労していると言えるのではないだろうか。

 会社員は、会社に貢献する日々の労働の対価として給与を貰っている。それでは、ニートは何もしなくてもお金を貰えているかというと、それほど単純な話ではない。親に見捨てられ、家を追い出されるかもしれないからである。

 これは会社をクビになり、寮を追い出されるのと同様である。そうならないために、親に可愛がられたり、お金を貰えるよう営業トークをする必要が出てくる。そのため、ニートもまた、労働の対価としてお金を貰っているわけである。

 世間一般的には、これは就労であると認められないかもしれない。しかし、ニートというのも職業の一つだと考えられるのではないだろうか。

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